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総合ソリューションパートナー
第122号　2019年　11月
株式会社タカネットサービス
神奈川県横浜市西区みなとみらい3丁目6番4号
みなとみらいビジネススクエア2階
TEL：045-222-4488/FAX：045-222-4489
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>> 春夏秋冬 <<

台風１９号は各地に被害の爪痕を残し、今もなお、復旧・復興に向け懸命な作業が続いています。トラック運送事業者も営業所の浸水や車両の水没など多くの被害が報告され、輸送力確保の問題も取り沙汰されています。一方では緊急物資輸送や代替え輸送などに取り組み、災害時におけるトラック運送業の果たす役割が再認識されています。こうした中、ＢＣＰ（事業継続計画）対応の在り方について、業界全体及び企業ベースでのシステム構築が不可避なことは言うまでもなく、業界関係者にあっては、災害時だけに限らず、平時から防災・減災に対する意識を強く持つことの必要性を改めて肝に銘じたところです。また、そのことが業界及び企業として、関係先から信頼を勝ち取ることにつながるというものです。
ホワイト物流、５５９社が賛同／国交省

国土交通省は「ホワイト物流」推進運動への賛同企業数について、９月末時点での「業態別」「都道府県別」「取組項目別」を公表しました。業態別では「製造業」がトップの２３９社、次いで「運輸業・郵便業」が２０５社、「卸売業・小売業」７２社など。ホワイト物流運動は「トラック輸送の生産性の向上・物流の効率化」「女性や６０代以上の運転者等も働きやすい、よりホワイトな労働環境の実現」を関係省庁と連携し推進しているものです。
アートトラックが街中を走行／福岡運輸

福岡運輸（本社・福岡市）はこのほど「アートトラック・プロジェクト」の完成車両を佐賀県基山町で公開しました。同社が「トラック物流業者でしかできないＣＳＲ活動（社会貢献活動）」として２０１３年から始めたもので、障害のあるアーティストの作品を購入し、トラックの側面に作品を描くことでアーティストの自立を支援しています。同社によると、アートトラックは今後、東京支店（神奈川県川崎市）に配属され、主に関東－九州方面の輸送業務に運行されます。

越ダナンに大型倉庫新設／ニッコンＨＤ

ニッコンホールディングス（本社・東京都中央区）の現地法人は、ベトナム・ダナンに、同国で５カ所目となる大型物流センターを開設しました。ダナン倉庫は、アジアハイウェイから３キロ、鉄道貨物駅から６キロ、ベトナム中部主要駅であるダナン港から２５キロに位置しており、延べ床面積２万４９６７平方メートルで、一部を保税倉庫として活用していきます。周辺地区は経済発展が目覚ましい「第３の都市」と呼ばれています。
２０年３月期業績予想を上方修正／トランコム

トランコム（本社・名古屋市）は求貨・求車事業の「物流情報サービス事業」が好調で、２０２０年３月期業績見通しを上方修正しました。連結売上高は１６２６億円（前期比７・６％増）、営業利益７７億円（１４・４％増）、純利益は５０億円（１５・５％増）です。物流情報サービス事業は期初では９００億円を見込んでいましたが、制約件数の増加や運賃・料金の是正が進んでいることから２６億円上乗せした９２６億円確保を予想しています。
西名阪ＩＣ近接の奈良大和支店開設／名鉄運輸

名鉄運輸（本社・名古屋市）は奈良県安堵町に新拠点・奈良大和支店を開設しました。敷地面積４９５９平方メートル、荷捌きホーム８８０平方メートルで、浴室、仮眠室などが併設されています。名古屋・大阪を結ぶ西名阪自動車道・まほろばスマートインター・チェンジ（ＩＣ）に近く、名鉄運輸グループの全国ネットワークを構成する新たな拠点です。全国から奈良県下への配達の円滑化を図るとともに、地域に密着した営業展開や輸送サービス品質の向上などで業容拡大を図っていきます。
５Ｇ物流活用でＫＤＤＩと共同実験／日立物流

日立物流は、ＫＤＤＩと共同で、第５世代移動通信システム（５Ｇ）を活用して物流の高度化につなげる取り組みの実証実験を行います。従来の通信方法と比べて「高速・大容量、低遅延、多接続」が特徴の５Ｇ技術を用いることにより、現場が広く見通しが悪い、作業者が多く多層階に分散している、といった物流倉庫が抱える課題の改善・解決を狙ったものです。実験では実際の物流現場で①作業者の健康状態・動態把握②作業者・倉庫の詳細可視化③高速で精緻な商品・ラベル認識－－を確認します。