TNSニュース2026年4月号 第199号

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    TNSニュース2026年4月

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  • >> 春夏秋冬 <<

    物流業界で「荷主」と「物流業者」の関係が少し変化しそうな状況になってきました。新聞報道によると、公正取引委員会、中小企業庁がトラックの無償による長時間の荷待ちや付帯業務について、着荷主でも独占禁止法で規制する方針を示しました。ちなみに、これまで運送業者の場合、着荷主との間には直接の契約関係はなく、荷降ろしなどで着荷主の「わがまま」により、契約外の荷待ち・荷役などが発生していたことは否めませんでした。公取委などの今回の一連の措置は発荷主・着荷主の取引関係に着目し、優越的地位の濫用の視点から独禁法で規制するものです。トラック運送業界の労働環境の改善や適正料金の収受を強く推し進めていくという意思表示と思われます。来年春の施行の予定ですが、これを機会に「商慣習」の改善につながることを期待したいものです。

  • 運送業の年収462万円/厚労省

    厚生労働省が公表した「毎月勤労統計」の確定値によると、2025年の道路貨物運送業(規模5人以上の事務所が対象)の一般労働者(パート・アルバイト除く)の年間現金給与総額は462万2076円(前年比2・5%増)で2年連続で上昇しました。内訳をみると、所定内給与343万8984円(2・3%増)、超過労働給与65万5560(1・3%増)、特別給52万7532円(5・6%増)でした。また、一般労働者の全産業平均は総額が559万7532円で、道路貨物運送業は全産業平均の83%水準となっています。

  • 丸運のTОB成立、取得額156億円/SGHD

    センコーグループホールディングス(SGHD、本社・東京)の丸運(本社・東京)のTОB(株式公開買い付け)が成立しました。TОBは1月26日~3月5日の期間に1株当たり949円で実施され、1648万4918株の応募がありました。この結果、SGHDの出資比率は57・86%となり、12日付けで子会社化しました。取得総額は約156億円です。引き続き、スクイーズアウト(強制買い取り)の手続きを経て出資比率を80%に引き上げるとともにJX金属は20%を継続保有します。

  • 27年3月期1兆7400億円/SGHD

    佐川急便を傘下に持つSGホールディングス(本社・京都)は、2027年3月期の売上高を計画値(1兆6350億円)から6%増の1兆7400億円、営業利益も計画値(900億円)から8%増の970億円を目標値に引き上げました。増収に向けデリバリー事業は成長市場の獲得・既存領域のシェア拡大、ロジスティクス事業では低温物流の強化などに取り組むことで、それぞれ売上高1兆900億円、利益2100億円を達成します。26年3月期から中期経営計画を推進しており、2カ年目を迎えたことから単年度の目標を明らかにしたものです。

  • 合弁会社TGL山陰設立/セイノーHD&福通

    セイノーホールディングス(本社・岐阜県大垣市)の子会社・日ノ丸西濃運輸(本社・鳥取市)と 福山通運(本社・広島県福山市)の子会社の山陰福山通運(本社・松江市)の2社は、4月1日付で、株式移転による合弁会社「TGL山陰株式会社」を設立しました。新会社は資本金1000万円、持株比率はセイノーHD50%、福通50%、本社は鳥取市内に置きます。社長には日ノ丸西濃の藤本誠社長が就き、両社の戦力を合わせると営業拠点21カ所、従業員約1100人、車両約820台となります。今後、新会社の傘下のもとで山陰エリアのネットワークの最適化・高度化を図っていきます。

  • インドネシアで人材確保/サカイ引越

    サカイ引越センター(本社・大阪府堺市)はインドネシアでトラック運転手の育成を始めます。同国で育成した人材は特定技能制度を使い、日本国内の現場で即戦力として働いてもらいます。運転技術や日本語教育を担う「ダイサン・ミノリ・インドネシア(DМI)」など2社と連携し、西ジャワ州に育成拠点「サカイアカデミー」をつくります。DМIでは、2025年10月、日本式の自動車教習所コースをジャワ州内に開設しており、ここで日本の交通ルールや安全意識を教えることにしています。取り組みは6月から本格化させて、5年間で約300人を育てる計画です。

≫編集後記≪

新聞報道にもありましたが、当社グループはカントクグローバルコーポレーション(KGC)から全事業を引き継ぎました。KGCは長年にわたり中古商用車をフィリピンやマレーシアを中心とした東南アジアへ、また、中古乗用車をドバイ等へ解体輸出するなど海外市場を展開してきました老舗企業です。当社グループはこれまで国内市場を中心に成長してきましたが、今後は海外市場の展開も一層強化していく所存です。引き続き、ご愛顧の程、宜しくお願いいたします。 西口