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総合ソリューションパートナー
第73号　2015年　10月
株式会社タカネットサービス
神奈川県横浜市西区みなとみらい3丁目6番4号
みなとみらいビジネススクエア2階
TEL：045-222-4488/FAX：045-222-4489
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>> 春夏秋冬 <<
物流業界で「女性力の積極活用」が言われてから久しい－－。帝国データバンクの「企業における女性の活用や登用の現状」調査によると「運輸・倉庫業界」の女性管理職の割合は４・７％で、前年の調査結果と比べ０・９ポイント上昇しています。同調査によると、女性の活用や登用を「進めている」企業は４割を超え、「男女にかかわらず有能な人材を生かすことができた」（複数回答、７５％）、「女性の労働観が変化した」（３４％）、「女性を登用したことで業務が円滑に進んだ」（２９％）と好結果でした。一方、女性の活用促進には「仕事と子育ての両立支援」（５７％）、「妊娠、出産・子育て支援の充実」（５４％）、「保育サービスの充実」（４５％）などの支援が必要不可欠としています。物流業界にとって「女性力の積極活用」は何よりも今日的な問題になっています。
◆高齢ドライバー活用の手引き／全ト協
全日本トラック協会はこのほど事業者、従業員のアンケート、ヒヤリング調査などを踏まえ、高齢ドライバーの活用方策などをまとめた「トラック運送事業高齢者雇用推進の手引き－高齢ドライバーを活用するために－」を作成、配布しました。手引きは表紙を含め全６４頁で、トラックドライバーとして長く働いてもらうための対策、高齢ドライバーに対する負荷軽減策などを詳細に説明しいています。
◆運管試験、秋田県が通算１９回トップ
運行管理者試験センターが発表した２０１５年度第１回運行管理者試験（８月２３日実施）によると貨物部門では受験者３万２６９９人に対し合格者は７４０２人でした。合格率は２２・６％。都道府県別でみると、秋田県が５１・２％と最も高く、合格率トップは１９回目、２位は大分県が３０・７％です。なお合格者の内訳は実務経験者１７・９％、基礎講習修了者２５・９％でした。
◆静岡でイオン向け物流センター／鴻池運輸
鴻池運輸（本社・大阪市）はこのほど静岡・長泉町にイオングループ向けの専用施設「イオン長泉ロジスティクスセンター」を稼働させました。新東名長泉沼津ＩＣから南東へ約７００メートルの立地する２階建ての施設で、１階は配送センターで、各店舗への配送を行い、２階は食品製造加工場として生鮮食品・デリカ・畜産・水産加工品の加工・製造します。延べ床面積２万６０００平方メートル、総投資額は６０億円。

◆埼玉・加須市にヘルスケア施設／三井倉庫ＨＤ
三井倉庫ホールディングス（本社・東京都）はこのほど関東地区で初となるヘルスケア事業専用施設となる「関東Ｐ＆Ｍセンター」を埼玉県加須市に建設、稼働させました。３階建て、延べ床面積５９００平方メートル、全館ＩＣカードで入退館します。今後も需要が伸びが期待できる医薬品・医療機器の取り扱いに必要とされる高度な品質管理を徹底、対応していきます。
◆医療品物流に参入／大和ハウス工業
大和ハウス工業は子会社の大和物流（本社・大阪市）と衣料品の流通加工を行うジーエフ（本社・東京都）による衣料品物流サービスに特化した新会社「ダイワＧＦロジ」を設立し、業務開始します。資本金１０００億円で、出資比率は大和物流７０％、ジーエフが３０％。２０１９年度の売り上げ目標は２１億円です。大和物流が保有する物流センターや輸配送ネットワークなどの物流インフラと、ジーエフの衣料・雑貨の物流分野での管理・検品等のノウハウを生かした物流サービスを提供していきます。
◆ニッコンＨＤ、Ｃ＆Ｆロジがスタート
ニッコンホールディングス及びＣ＆Ｆロジホールディングス２社が１０月１日から新体制で業務を開始しました。ニッコンＨＤは日本梱包運輸倉庫を中核事業会社とした持ち株会社、Ｃ＆ＦロジＨＤは名糖運輸、ユッーテックノオリン２社の経営統合に伴い、持ち株会社としての機能を持ちます。厳しい経営環境下で、事業拡大をめざしていきます。