TNSニュース2010年8月号 第11号

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    第11号 2010年 8月

  • 株式会社タカネットサービス

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  • >> 春夏秋冬 <<

    トラック業界を取り巻く環境は、いまさら言うま でもなく大変厳しい状況にあります。前3月期の 決算では一部大手企業を中心に「回復傾向」が鮮 明になってきたなどと業界紙では報道されてい ますが、実は、中小の大半の企業が営業赤字に陥 っているというのが実情のようです。
    こうした中にあって運送会社は「ドライバー」は 中心的な役割を担うことになります。ドライバー がトラックを運転し貨物を運ぶからこそ商売は 成り立っており、さらにはわが国の物流が成り立 っているのです。少子高齢化が確実に進んでいる 中、ドライバーの確保・育成には、何よりもドラ イバーに優しい労働環境作りを意識しなければ なりません。
    トラック会社の経営者の皆さんは、ぜひとも、ド ライバーの労働環境の改善、管理・育成にもしっ かりと臨んで頂きたい。業績の浮沈もあるでしょ うが、いつ何時も忘れてほしくないですね。改め て心に刻みたいものです。

  • ◆2010 年度の経済と貨物輸送見通し/日通総研

    日通総合研究所(本社・東京)が発表した 2010 年度の経済と貨物輸送の見通し(改訂版)による と、引き続き、力強い回復が見込めないことから 11 年連続のマイナス成長となります。前回発表 と比較すると 0.4 ポイントの上方修正となりま したが、依然として前年割れとなり、50 億トン を下回る状況は変わっていません。

  • ◆7-9月の荷動きは堅調/日通総研

    日通総合研究所が発表した 2010年7-9月期の「荷動き指数」は3四半期連続のプラスとなり、回復感が顕著になってきそうです。またトラック運賃(一般輸送、特積み)は、前期(4-6月期)に続き、水面下での動きとなりますが、若干、明るさを取り戻しそうです。7-9月の荷動き感を示す荷動き指数(「増加」の割合から「減少」の回答割合を差し引いた数値)は、前期実績から1ポイント落ち込むもののプラス 13 で推移します。全 15 の業種別でみると、精密機械、鉄鋼・非鉄、電機機械など 10 業種がプラスで推移します。反対に食料品、繊維・衣服、卸売業などは水面下の動きで、それぞれマイナス5、マイナス 10、マイナス8などの水準で動きます。一方、運賃・料金などの収受状況の目安となる「運賃・料金指数」(「値上がり」の回答割合から「値下がりの回答割合を差し引いた数値」は、荷動きの全般的な回復感から弱含みながらも改善していく傾向にあります。一般トラックは1ポイント改善のマイナス1、特積みも1ポイント改善のマイナス2で推移していく見通しです。

  • ◆帰り荷斡旋が活発に/日本ローカルネット

    日本ローカルネットシステム協同組合連合会(JL連合会)がまとめた6月度の取扱実績は前年同月実績比 11%増の約 41 億円となって、3ケ月ぶりに2ケタ増となりました。情報件数は求車1万 9200 件(前年同月比 17%増)、求荷1万 3600件(同 12%増)となっています。

  • ◆自家用スタンドの増設に助成/全ト協

    全日本トラック協会は、このほど自家用軽油供給施設整備」支援助成事業の申請受け付けを始めました。新設・増設に対して費用の一部を助成する。助成額は新設 200 万円、増設 50 万円。予算総額は 5000 万円で9月 30 日をめどに申請を打ち切ります。

≫編集後記≪

本当に暑い日が続いています。タカネット・サービスも皆さんの熱い支援を受けながら、いくらかでも皆さんに恩返しをすべく、日々の業務に取り組んでいます。引き続き、当社に対して変らぬご支援をお願い致します。 西口