中古トラックの販売・買取・リース・レンタルならトラックランド

総合ソリューションパートナー
第124号　2020年 1月
株式会社タカネットサービス
神奈川県横浜市西区みなとみらい3丁目6番4号
みなとみらいビジネススクエア2階
TEL：045-222-4488/FAX：045-222-4489
https://www.takanet-s.com

>> 春夏秋冬 <<

新年明けましておめでとうございます。２０２０年の経済見通しが出そろうなか、物流業界にあっては輸送量の伸びは余り期待できず、今年は、従前に増して厳しい対応を迫られそうです。加えて、ドライバーを中心とした人手不足や時短など労働環境の改善、さらに業務の効率化・高度化実現といった難題をどう解決していくのか、それこそ企業の「本気度」と「実力」が改めて問われる１年となりそうです。しかし、企業経営にあっては立ち止まっていては後退するばかりで、存在価値さえも失うことになり兼ねません。ここで肝要なのは企業を取り巻く経営環境及び企業が備え持つ「実力」の分析し、そのうえで将来に向けた経営ビジョンの明確化とともに共有化を図り、そして、踏み出していくことです。それこそ「苦境」を事業拡大のチャンスとしてとらえ、前進していきたいものです。
２０２０年末までＵＤトラック買収／いすゞ

いすゞ自動車は昨年末、スウェーデンのボルボグループと提携しました。ボルボの完全子会社で、国内の同業大手のＵＤトラックス（旧日産ディーゼル工業）を買収するほか、商用車の自動運転といった「次世代技術」の開発などで協力し合います。車種の統合などで効率化を見込む一方で、当面はＵＤトラックスのブランドを残し、国内の工場再編はしない方向ということです。
東北道で全長２５Ｍフルトレ運行／福山通運

福山通運（本社・広島県福山市）は昨年末から東北自動車道で全長２５メートルダブル連結トラックの運行を開始しました。栃木支店（栃木県栃木市）と北上支店（岩手県北上市）間で運行し、東北道の利用は佐野藤岡ＩＣ（インターチェンジ）から水沢ＩＣの区間。当面、両支店から１日１便の出発便を仕立てていきます。同社は「輸送モードの多様化」を積極的に進めており、鉄道コンテナ輸送では東京－大阪、名古屋－岡山－九州間などで専用貨物列車「福山レールエクスプレス」を運行しています。

シティーラインを買収、子会社化／ハマキョウ

総合物流のハマキョウレックス（本社・静岡県浜松市）は、九州島内でネットワークを構築しているシティーライン（本社・福岡県志免町）の株式を取得、子会社化しました。シティーラインはラストワンマイルやメディカルを中心に物流サービスを手掛けており、売上高約２０億円（２０１８年１２月期）の規模です。ハマキョウでは九州エリアでの拠点を確保するとともに、シティーラインがこれまで培ってきた物流ノウハウと組み合わせることにより高品質な物流サービスを提供していきます。
新たな幹線輸送システム構築／ＮＬＪなど６社

日野自動車の子会社ネクスト・ロジスティクス・ジャパン（ＮＬＪ、本社・東京都）とアサヒグループＨＤ（本社・東京都）、千代田運輸（本社・東京都日野市）など６社は幹線輸送スキームを事業化に取り組み始めました。東西２カ所にクロスドックを設け、荷主各社の荷物を集約する一方、荷物と車両の情報から算出した最適パターンで混載しまう。また、空きスペースへの積荷マッチングを行い、積載効率の最大化を実現していきます。
グループ６社統合でスピード経営／ＳＢＳリコー

大手総合物流のＳＢＳグループのＳＢＳリコーロジスティクス（本社・東京都）は１日付けで、国内のグループ会社６社を統合しました。新社名は「ＳＢＳ三愛ロジスティクスと変更しました。統合を機に経営のスピードアップと経営資源の有機的な活用をめざすとともに、全体最適を実現するロジスティクス提案力の強化を図っていきます。これまでは東日本、関東、東京、中部、関西、九州など地域会社として事業展開していました。
４月から宮古－室蘭航路を休止／川崎近海

川崎近海汽船（本社・東京都）は３月末までに宮古（岩手県）－室蘭（北海道）航路の宮古寄港を休止します。今後は室蘭－八戸（青森県）航路として運航していきます。宮古側のアクセス整備が計画通り進んでいないことなど、トラック航送が計画値から遠く伸び悩んでいました。現在１日１往復の運航スケジュールで所用時間は１０時間。「シルバークィーン」の積載能力はトラック６９台、乗用車２０台、旅客定員６００のフェリーです。