TNSニュース2016年7月号 第82号

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    第82号 2016年 7月

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  • >> 春夏秋冬 <<

    新年度が始まってから2カ月が経過しました。4月入社の新入社員たちは、既に、社内研修・現場研修などを終え、配属先で日々奮闘していると思います。それにしても入社式などで経営トップが行った「訓示」が思い出されます。つまり経営トップは新入社員に対し「変化への対応」「挑戦」「チャレンジ」「コミュニケーション」「グローバル」「顧客第一」などのキーワードを用いながら「自ら考え、失敗を恐れることなく、果敢に挑戦して欲しい」と呼び掛けました。トラック業界でドライバーを中心とした人手・人材不足が言われてから久しいのですが、各企業においては自社の「成長戦略」を、新入社員に丁寧に語り掛けていくことも必要不可欠です。厳しい経営環境が続く中、企業をより大きく拡大・発展させるには「人材が全て」を、改めて肝に銘じなければなりません。

  • ◆国内輸送量は減少、国際貨物は伸長/日通総研

    日通総合研究所(本社・東京都港区)が発表した2016年度の国内貨物総輸送量は、46億6070万トンで、前年実績見込み比0・9%減となる見通しです。うち営業用トラックは0・1%増の29億4100万トンと微増ながら2年連続のプラス推移となるほか、国内航空貨物も宅配便の底堅い荷動きから3年ぶりに増加に転じます。一方、国際貨物は外貿コンテナ(輸出入合計)はマイナス推移となりますが、国際航空貨物は輸出が1・5%増の98万トン、輸入は0・3%増の103万トンと微増で推移します。このため輸入航空貨物は微増ながらも5年ぶりに転換する見通しです。

  • ◆死亡事故、1万台当たり2・5件/全ト協

    全日本トラック協会がまとめた2015年の交通事故統計分析結果によると、事業用貨物自動車が第1当事者となった死亡事故件数は前年比22件減少の308件で、車両1万台(トレーラ、軽自動車除く)当たりの件数は0・2ポイント減の2・5件でした。都道府県別では大阪が28件と最も多く、次いで、東京25件、神奈川19件、静岡15件、埼玉14件などです。一方、秋田、徳島、高知、長崎は0件でした。全ト協では1万台当たりの事故件数を2・0件以下にするよう取り組んでいます。

  • ◆会長に藤岡氏が就任/日倉協

    日本倉庫協会は6月9日に開催した総会で新会長に藤岡圭副会長(三井倉庫HD)の選出しました。就任に当たり「倉庫業の発展と会員事業者への支援策の拡充に努めていく」と抱負を述べました。

  • ◆15年のBtoC市場7・6%増/経産省

    経済産業省がまとめた「2015年のEC(電子商取引)市場調査」によると、BtoC(企業-消費者)の市場規模は13兆7746億円で、前年と比べ7・6%増加しました。また、BtoB(企業間)も288兆2950億円で、3・0%増えています。一方、国際間取引の「越境EC」も堅調に伸びており、日本の消費者による米国と中国からの購入額は6・9%増の2229億円となっています。

  • ◆久留米運送、第一貨物が共配/京都市内

    特積み業界中堅の久留米運送(本社・福岡県久留米市)と第一貨物(本社・山形市)の2社は京都市内の一部エリアで共同配送を行います。久留米運送の京都店オープンを機会に、第一貨物が入居し、実現したものです。なお、第一貨物の埼玉支店には久留米運送が入居し、共同利用しています。なお、トナミ運輸(本社・富山県高岡市)を含めた3社は幹線輸送の共同運行などにも取り組んでいます。

  • ◆広島県警と特殊詐欺防止で協定締結/福通

    福山通運は広島県警と「特殊詐欺の防止に関する協定」を締結しました。同協定によると、福通の送り状に、現金は送付できない旨や特殊詐欺への注意を呼び掛ける「注意喚起シール」を貼付。このシールを剥がさない限り、送付先宛名が記入できないようになっています。シールには県警の「減らそう犯罪総ぐるみ運動」のマスコットキャラクター「モシカ」と「お金はダメ! モシカシテ詐欺かも!」の文字をあしらっています。送り状30万枚を用意、7月から実施していきます。

≫編集後記≪

春夏秋冬」でも触れていますが、若い人材を集めるには魅力を感じ働ける環境づくりが不可欠です。頑張れ、経営者、若者! 西口