中古トラック販売やリースなら様々な大型トラックを扱うトラックランドにお任せください

Daily Archives: 2021年11月2日

【最新入庫情報】平成24年式 UDトラックス コンドル 増トン 平ボディアルミブロック

最新入庫車両のご案内です!

平成24年式 UDトラックス コンドル 増トン 平ボディアルミブロック

問合せ番号:T12934

型式:QKG-PK39LH

★メーター実走行約35.4万㎞!★

外寸㎝: L912×W240×H279

・5方開
・6700セミワイド
・内寸幅225㎝
・跳ね上げPG
・リターダ
・245馬力
・アルミホイール装着

【上物】
床面:木
内フック:10対

【跳ね上げPG】
メーカー:新明和工業
寸法㎝:L130×W216
最大積載荷重:910㎏
リモコン付

保管場所:トラックランド栃木

販売価格:ASK

平成24年式 UDトラックス コンドル 増トン 平ボディアルミブロックの販売ページはこちら→

他にも大型・増トン・中型・小型の中古トラック、

アルミバン・アルミウィング・冷凍車、ダンプ、平ボディ、クレーン付など…

豊富にご用意しております。

↓↓↓↓↓↓↓↓

https://truckland.jp/

販売・買取・レンタル・リースの各種サービス承っております。

お探しの車両がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

=============

働くクルマの総合サービス トラックランド
(株式会社タカネットサービス)

〒220-0012
神奈川県横浜市西区みなとみらい4-4-2
横浜ブルーアベニュー

◆TEL:0120-617-417
◆メール:contact@truckland.jp
◆ホームページ:https://truckland.jp/

————

◆SNS更新中です!

・Facebook→こちら
・instagram→こちら
・LINE@→下記画像をクリック!

LINE小バナー

=============


準中型免許とは?

平成29年3月12日より道路交通法の改正施行に伴い、準中型免許が新設されました。

準中型免許とは?

準中型免許は平成29年3月12日に施行された新免許です。
平成29年3月12日以降に免許を取得した方で「2トントラック」を運転する場合、普通免許と新設された準中型免許の2つの免許取得が必要になりました。

準中型免許が新設された背景として、運送業界のドライバー不足が関係しています。
今までは中型免許いわゆる「4トントラック」の免許を取得するためには、20歳以上かつ初めての免許取得から2年以上の経過が必須でしたが 準中型免許は普通免許と同様に18歳以上から取得可能な為 ドライバーになるまでのタイムロスが解消されるのではと期待されています。

▼準中型免許の詳細
●受験資格 18歳以上
●車両総重量3.5トン以上 7.5トン未満
●最大積載量2トン以上 4.5トン未満
●乗車定員10人以下

【準中型免許】のポイント!
①車両総重量3.5トン以上7.5トン未満のトラックが対象
②基礎的免許として18歳で普通免許がなくても取得が可能
③平成29年3月12日以前の普通免許保有者は自動的に「5トン限定準中型免許」に移行

平成19年までに取得が済んでいる普通面免許保持者は 4トントラック/中型トラック(車両総重量8トン未満、最大積載量5トン未満)を運転することが可能でしたが、新設された準中型免許ではいわゆる「4トントラック」の運転は不可となります。

▼気を付けて!トラックの呼びかた
「2トン」「4トン」「10トン」トラック~・・・と数量で呼ぶ方も多いですね。
この場合の「●●トン」=最大積載量のことです。
「2トン」=小型、「4トン」=中型、「10トン」=大型 等の各重量をイメージをする方が多いと思います。
これは一般的な呼称です。実際にはその数字どおりでないケースもあります。
車両購入やレンタカーを借りる際は取得した免許証区分にごご注意の上、
不安があれば購入店やレンタカー会社に相談することをお勧めいたします。

———————————–
トラックランドでは、中古トラックの「買取」「販売」「陸送」「メンテナンスサービス」「リース」という5つのサービスを柱に、お客様にワンストップサービスをご提供しています。サービスを提供するための拠点を北海道、東北、関東、中部、近畿、四国、沖縄に展開して、お客様のご要望にトータルにお応えします。
大型トラック、中型・小型トラック、トラクタ、トレーラなどの車両はもちろんバンなどの商用車や乗用車までどのような車両にも対応いたします。是非、お気軽にお問い合わせください。


中古トラックの寿命と 買い替えのタイミング

仕事で中古トラックを使う個人事業主や経営者様にとっては、いかに長く車両を使用するかによって利益にも大きな影響を与えます。
ただし、長く乗り過ぎて突然故障して動かなくなると業務に重大な支障をきたしてしまうかもしれませんので、買い替えのタイミングがとても大事になります。

ここでは中古トラックの寿命と、それを延ばすための方法と、長く中古トラックに乗り続けたときの危険性、最適な中古トラックの買い替えのタイミングについてご紹介しています。

トラックの寿命ってどのくらい

普通乗用車であれば、新車で購入した場合、寿命は一般的に10万~15万キロ程度といわれています。
これはエンジンの寿命がおよそ10万~15万キロとされているからです。

それならトラックも10万~15万キロが目安なの?と考える方も少なくないようですが、寿命は普通乗用車よりもかなり長くなっています。

トラックの寿命は車両の大きさで異なる
トラックと言ってもさまざまな大きさがあり、大別すると「小型」「中型」「大型」の3つに分類できます。

トラックが寿命を迎えるまでの平均走行距離
小型トラック 約20万㎞
中型トラック 約40万㎞~50万㎞
大型トラック 約70万㎞

普通乗用車と比較すると、小型と中型では2倍かそれ以上、大型と比較すると3倍かそれ以上寿命に違いがあります。上記の表はそれぞれが寿命を迎えるまでの平均走行距離で、小型トラックの積載量は2トン未満、中型トラックは2トン以上6.5トン未満、大型は6.5トン以上に設定しています。

単純にエンジンの大きさや車の性能がこれほどまでの違いを生む理由でもありますが、小型や中型車両に比べて大型の場合は、高速道路を利用する頻度が多いことが長寿命につながっています。

高速道路ではブレーキやアクセルを多用することもなく、高速回転も少なく安定走行ができる分エンジンにかける負担を軽減できます。
しかし、小型・中型トラックは市街を走り回るケースが多いため、ブレーキの多用やアクセルの調整などによりエンジンや駆動部へかける負担が大きくなって、どうしても寿命を短くしてしまいます。

中古トラックの寿命は10~15年
普通乗用車の寿命は、走行距離10万キロが目安にされていますが年数だと10年です。
つまり1年に1万kmを走行する設定で、実際に平均して1年に車を走らせる距離の平均が1万kmです。

中古トラックの寿命を年数に置き換えれば10~15年で、業務用として利用されるトラックはそれだけ1年間に走る距離が長くなっています。
特に高速道路の利用頻度が多い大型トラックでは、1年で5万kmや7万km走るのが当たり前になっています。

トラックの寿命が長い理由
平均寿命が長い理由は以下が挙げられます。
・排気量が大きい(エンジンそのものが大きい)
・メンテナンスが簡易にできる
・エンジンに負担がかからない運転をしている

大型トラックの排気量は普通乗用車の10倍以上
軽トラックだと普通乗用車と排気量は変わらない、もしくは劣ることから寿命は長くはありませんが、普通乗用車が2000cc前後なのに対して、小型トラックは3000cc~5000cc、中型トラックは6000cc~8000cc、大型トラックだと9000㏄~30000㏄ともいわれています。

当然10倍以上の排気量の違いがある大型トラックは、エンジンの回転数も低くなり負担が抑えられる分、車両の寿命も長くなります。

こまめなメンテナンスが車両の中古トラックの寿命を長くする
実はトラックのエンジンの構造というのは、普通乗用車よりもシンプルにつくられています。
さらにトラック運転手は、それなりの車両に関する知識をもっていることも多く、日々こまめにメンテナンスを行っているため、中古トラックは普通乗用車よりも寿命が長くなる傾向にあります。

運転の仕方が異なる
高速道路を走行する際にはエンジンにかかる負担が軽減されることを説明しましたが、それ以外にも運転の仕方で車両にかかる負担を少なくすることができます。

仕事でトラックを乗っている多くのドライバーは、会社の指導や培ってきた経験やテクニックを駆使して、できるだけ車体に負担がかからない運転をしています。
ブレーキやアクセルを踏む回数を減らす小さな積み重ねでも、車の寿命を延ばすことができます。

中古トラックの寿命を延ばすためのメンテナンス方法

ここでは、中古トラックの寿命を延ばすメンテナンス方法を紹介しています。

エンジンオイルの交換
車両にとってエンジンオイルは、人間に例えるなら大切な血液にあたります。
トラックを走らせる度に確実に血液を汚すこととなりますので、必ず定期的な交換が必要です。

走行距離の目安 期間の目安
普通乗用車 3,000~5,000km 半年に一度
小型トラック 1,5万km~2万km 3か月に1回
中型トラック
大型トラック

上記は車両ごとのオイル交換をすべき期間と走行距離の目安をまとめたものです。

車両が新しいうちは、多少交換の時期が遅くなってもトラブルが起きる可能性は低いです。
しかし、年数が経てば経つほどエンジンオイルを劣化させたまま走行し続けることとなり、エンジンにかかる負担が大きくなります。

故障の確率を上げるだけではなく、エンジンを機能不全にしてしまう可能性を高めてしまいます。

各種オイルの交換
エンジンオイル以外にも、車両には様々なオイルが使用されています。
「ミッションオイル」「デフオイル」「ブレーキオイル」などもトラックの走行を正常に機能させる大事な潤滑油で、下記がそれぞれのオイルの適切な交換時期です。

交換時期の目安
ミッションオイル 2万㎞
デフオイル 2万㎞
ブレーキオイル 12ヶ月以内

各種液体の残量確認
オイル以外にも、エンジンルームの中には様々な液体が用いられています。

エンジン部を循環する冷却水は、年月が経つごとに蒸発して、冷却水が不足するとオーバーヒートを起こして走行不能になってしまいます。

その他にも「ウォッシャ液」「バッテリー液」などがありますので、それぞれのタンクを定期的に確認して早めの交換を実行しましょう。

定期的なタイヤ点検・交換
タイヤは正常にトラックを走行させる以外にも、車両の寿命にも多大な影響を与える大切な部分です。
タイヤは走行する度にすり減り、交換しないままにしていると最悪走行中にバーストしてしまい大事故を起こしてしまいます。

タイヤがすり減り溝がなくなると、過度な振動を車両に与えて駆動部にダメージを加え、トラックの寿命を縮めてしまいます。

命にも関わる重要なタイヤは、それ自体が寿命を迎えていると判断されれば整備不良ということで車検をパスできないばかりでなく、道路運送車両法の保安基準にも違反する重大な事態となってしまいます。
自分の命と法を守るためにも、必ず定期的な点検と交換を行いましょう。

中古トラックの買い替えのタイミング

寿命を迎えたトラックは正常に走行することができなくなるため、その前に買い替えをしなければいけません。
ここでは中古トラックを買い替えするベストなタイミングを紹介します。

使用年数や走行距離が長い
完全に寿命を迎えてしまうと、故障や事故を起こしやすくなり業務に支障をきたす可能性を高めてしまいますので、目安として紹介した年数や走行距離になる前に買い替えを実行しましょう。

修理やメンテナンスの頻度が増えたとき
車体が古くなると、修理費やメンテナンスにかかる費用も高額になってしまいます。
例えば、クラッチの滑り、スピードが出ない、異音がしている、あらゆる箇所からオイル漏れが発生しているなどエンジンやミッションが故障していると費用が嵩むことが多いので、買い替えのタイミングといえます。

このように、故障の頻度や修理、メンテナンスの頻度が増えたときがトラックの買い替え時期の目安となります。

車両の価値がなくなる前
普通乗用車よりもモデルチェンジのスパンが長く、長年姿を変えないロングセラーモデルもありますが、モデルチェンジをしたときには車両の価値が大幅にダウンします。

さらに寿命が近いトラックは、買取価格も下取価格も0、もしくは廃車にするために費用がかかるケースもありますので、価値がなくなる前が買い替えのタイミングです。

寿命が近くなったら中古トラックの買取専門店などに見積りをしてもらって、現状の価値とあとどのくらいで価値が0になるかを確認してみることをおすすめします。

排気ガス規制に対応していない
排気ガスの規制が厳しくなってきており、大都市圏など規制対策地域においては、基準を満たしていない車両は新車登録できない、乗り入れができないことになっています。
具体的にはDPF装置という排気ガスを浄化する装置なのですが、中古のトラックにはこの装置が付いていないことがあり、新たにつける必要があります。

そのため、大きな出費になることもありますので、排気ガス規制に対応していない中古トラックに乗っている場合は、買い替えのタイミングとなるでしょう。

寿命がきたトラックに乗り続ける危険性

寿命の目安を過ぎたトラックでも、そのまま乗り続けることは可能で、実際に100万kmを超えたトラックを仕事で使用している方も少なくありません。
しかし、 寿命を迎えたトラックは、予期せぬ事故を起こす確率が劇的に高くなっていて、人の命を奪いかねません。そのため、買い替えのタイミングは誤らないようにしましょう。

ドライバーの精神面にも負担をかける
どんなにこまめにメンテナンスをして、熟練の経験とテクニックをもつドライバーでも、エンジンやミッションなどに不安を抱えたトラックを運転する場合は精神的な負担がかなり大きくなります。

特に長い距離を毎日走行する長距離トラック運転手には、その負担は計り知れないものとなり、トラックには異常が出なくても過度なストレスで体調を崩したり、病気になってしまうケースもあります。

修理費が高額になる
買い替えのタイミングを見誤ると、修理費が予想以上にかかってしまうことがあります。
修理費が高いならすぐに新車に買い替えればいいと考える方もいるかもしれませんが、業務用で使用するトラックは在庫切れなどですぐに手に入らないことがよくあります。

大型トラックなどでは、買い替えの時期を逃したばかりに修理費が数百万円かかってしまうことも珍しくありません。

まとめ

中古トラックの寿命は普通乗用車よりも長く、年数では10~15年、走行距離では20~70万kmとされています。トラックの寿命は、エンジンなどの定期的な点検やメンテナンスをしっかり行うことで延ばすことができますが、買い替えのタイミングとは見極めるようにしましょう。

特に買い替えのタイミングを逃した中古トラックは、買い替えの際に値段が付きにくくなる以外にも、故障の可能性が高くなり、事故を起こす危険性も高めてしまいます。
仕事で使用するトラックは、故障や事故を起こすと業務にも大きな支障を与えかねないため、適切なタイミングでの買い替えをおすすめします。


中古トラックの購入資金に使える補助金制度や助成金制度

日本の物流を支える陸送で欠かせないのがトラックです。一般に2トン車、4トン車、10トン車の3種類があり、どれも事業内容や運ぶ物品によってさまざまな車両が作られていますが新車で買うと相当な値段になります。
中古でトラックを買うにしてもそれなりの額は必要なのですが、実はいくつかの補助金・助成金があるのをご存知でしょうか。今回は中古トラックの購入資金に使える補助金・助成金について紹介します。

全国トラック協会が実施する助成金
まず代表的なものに、公益社団法人全国トラック協会が実施する助成金があります。トラックの安全運転の啓発や各種情報公開の中心的存在の全日本トラック協会が行っているものにはどんなものがあるのでしょうか。
今回は「安全対策事業」「環境対策事業」、そして「経営改善事業」の3種類についてお話します。
安全対策事業

安全対策事業とは次にあげる5つの項目からなるものです。

〇衝突被害軽減ブレーキ装置導入促進助成事業
現在では標準装備となった衝突被害軽減ブレーキですが、中古トラックの場合ついていない場合もあります。仮についていなくても後付けできます。

〇安全装置等導入促進助成事業
安全に走行することを可能とするために「後方視野確認支援装置(バックアイカメラ)」「側方視野確認支援装置(サイドビューカメラ)」やアルコール検知器の搭載を促進するための助成金です。こちらも後付け可能です。

〇ドライバー等安全教育訓練促進助成制度
日頃のトラック運行に関わるすべての人を対象にした訓練に対する助成制度です。事故や故障時の対応はもちろんですが、体調管理などの面でも教育があります。

〇トラック運転者の「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」スクリーニング検査助成事業
睡眠時無呼吸症候群は心臓病の前触れとも言われています。突然の心臓発作などで事故につながらないよう検査をするための助成制度です。

〇血圧計導入促進助成事業
血圧の管理もまたドライバーの意思とは異なる面での事故を防ぐために必要です。脳梗塞や心筋梗塞で不測の事故を防ぐために血圧計を導入することを目的としたものがこちらです。

トラックに限らず、自動車は何かしらのトラブルが車体や運転者にあれば大事故につながりかねない走る凶器となります。それらを防止するために車体側の対策、運転者側の対策が設けられています。これらをクリアすることで助成金が受けられる仕組みとなっています。

環境対策事業

同様に、環境対策事業についても以下の3項目が明示されています。

〇環境対応車導入促進助成事業
環境対応車とは排気ガスの温室効果ガス排出量の削減目標にどれだけ達成できているかによって与えられるもの。自動車全般で後ろ側にステッカーが貼られています。

〇アイドリングストップ支援機器導入促進助成事業
排気ガスを抑える機能として登場したアイドリングストップ。この機能を支援するための装置がついた車に対しての助成制度です。

〇天然ガス自動車用燃料供給施設等助成事業
天然ガスを燃料とする自動車の供給施設を普及させるための助成制度です。まだまだ十分とは言えない施設への設備投資に充てられます。

環境対策は全世界で叫ばれているもの。トラックはそのほとんどがディーゼルエンジンによるものですが、一部ではCNGを採用したトラックで環境問題の対策が測られています。また、2020年代には大型車製造販売の大手4社がこぞってハイブリッドシステムを搭載した大型車を発売予定。今後の環境対策事業はますます本格化するでしょう。

経営改善事業

最後に、経営改善事業ですが、こちらは運転者や車両を管理する経営陣側に求められる項目です。

〇準中型免許取得助成事業
車両総重量が3.5t以上7.5t未満の車を準中型といいます。この免許を取得するための助成制度がこちらになります。

〇中小企業大学校講座受講促進助成制度
中小企業の経営者などを対象にした講座の受講に対しての補助を規定しています。

〇自家用燃料供給施設整備支援助成事業
企業内で利用する車に自社で燃料を入れられるようにする施設を整備する際に受けられる助成事業です。

〇インターンシップ導入促進支援事業
インターンシップ制度を導入し実施することに対しての支援事業になります。

〇経営診断事業
その企業が問題なく経営されているかどうかを診断する事業が経営診断事業です。

〇中央近代化基金「補完融資」

〇中央近代化基金「燃料費対策特別融資」
それぞれ融資という形ではありますが、事業規模が1億円以上の企業に対して行われる融資制度のことです。
経営改善事業は中古トラックの購入時の助成金にはなりませんが参考として覚えていきましょう。
以上3つの項目からお話をしましたが、この中から中古トラックの購入資金として使えるものは、安全対策事業の「衝突被害軽減ブレーキ装置導入促進助成事業」「安全装置等導入促進助成事業」環境対策事業の「環境対応車導入促進助成事業」「アイドリングストップ支援機器導入促進助成事業」、そして「天然ガス自動車用燃料供給施設等助成事業」の5つになります。

国が実施する補助金制度

補助金といえば公的機関のイメージが強いもの。もちろん国も物流を支えるトラック業界に対していくつかの補助金を用意しています。中古車市場では少しハードルの高いものもありますが、今後の市場に出てくる可能性がたかい比較的新しい車種に備えて紹介します。

電動化対応トラック・バス導入加速事業

先進環境対応大型NGVトラック、先進環境対応トラック、先進環境対応バスが対象の助成金制度が「電動化対応トラック・バス導入加速事業」です。ハイブリッド機能を搭載したものやCNGの大型トラックなど、昨今国内外で叫ばれている環境問題に配慮することを前提とした車両の購入経費の一部として使用ができます。
こちらの制度は、運送事業者はもちろんのこと、トラック・バスを扱うリース会社も補助の対象となっています。

低炭素型ディーゼルトラック等普及加速化事業

ディーゼルエンジンを使用するトラックに求められるのは低炭素型と呼ばれるモデル。これらは車両にステッカーが貼られているため、対象かどうかの確認は剥がされていない限りすぐに確認できます。
平成27年度重量車燃費基準を大型車及び中型車は+5%以上、小型車は+10%以上達成した車両がこの助成金制度の基準に該当しています。識別番号も存在し、以下に一般財団法人環境優良車普及機構のまとめた識別番号の表を公開しておきます。

車型区分(車両総重量) 補助対象となる排出ガス規制識別記号
大型

(12t超)

「LPG」

「QPG」

「2PG」

「2RG」

中型

(7.5t超~12t以下)

「SPG」

「TPG」

「TRG」

小型

(3.5t超~7.5t以下)

「TRG」

「2RG」

※引用元URL:http://www.levo.or.jp/fukyu/hojokin/h31_index.html

二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金

自動車の排気ガス中に含まれる二酸化炭素(CO2)、窒素酸化物(NOx)、炭化水素(HC)などの有害物質のうち、抑制対策事業費として補助金が出るのは二酸化炭素です。二酸化炭素削減は国際目標として取り決められるほど問題視されており、残念ながらトラックはよくやり玉にあげられます。
そんな中でトラックの二酸化炭素排出削減に貢献する事業者に対して出されるこちらの補助金。もちろん中古車購入の資金として使うことができます。

自動車環境総合改善対策費補助金
ハイブリッドトラックとCNGトラック購入時に、通常車両価格との差額の1/3が助成される制度です。
ただしこの制度の対象はすべての車両ではなく、ハイブリッドトラックは最大積載量2トンかつ車両総重量4トン以下の車両、CNGトラックは最大積載量5トンかつ車両総重量8トン以上の改造車両は対象外と範囲が限定されています。
今後その対象範囲が拡大する可能性がありますが、平成31年時点ではこのようなくくりとなっています。対象の車種を導入するのであればぜひ使いたい制度です。
中小企業向けハイブリッドトラック等導入支援事業
運送事業者のうち、資本金3億円以下、または従業員数300人以下の中小トラック運送事業者が対象となるのが「中小企業向けハイブリッドトラック等導入支援事業」です。
車両購入時に通常車両価格との差額の1/3を補助する制度で、「自動車環境総合改善対策費補助金」とともに国土交通省が支援する制度となっています。中小企業での車両購入は相当厳しいもの。制度をうまく活用して車両入替などを行いましょう。
補助金以外にも中古トラックの購入に利用できる融資
補助金制度以外にも中古トラックの購入時に利用できる融資があります。
代表的なものに「日本政策金融公庫」があります。利率がオートローンより低く設定されているケースも多く、融資を受ける際にはありがたい話でしょう。利率は毎日変動するので必ず確認をするようにしましょう。
ただし、あくまで融資なので、補助金と違って返済が必要になります。また、審査基準がオートローンより高くなるため、通ればラッキーぐらいの気持ちでいた方が良いでしょう。
補助金制度を申請するときの注意点
ここまで紹介した補助金は日本政策金融公庫の融資を除いて年度ごとに内容が変更される、もしくは年度ごとに実施される制度の場合があります。必ず事前確認をしましょう。主に年度の頭に情報が公開されることが多いので、アンテナを張って事業内容や規模が補助金を受けられる対象なのかどうかを常に調べておく方がいいでしょう。
また、これらの申請には締め切りがあるものもあります。事前に書類を集めてすぐに提出できるように準備しておくこともおすすめします。
補助金の中には最新設備を中古トラックに取り付けることで補助の対象となる場合もあります。詳しくは各助成事業を行っている団体に問い合わせることがベストです。
まとめ
中古トラックの購入で利用できる補助金制度について簡単にではありますが紹介してきました。車両が古いまま乗っていれば故障の原因や車検時の重量税の上昇で維持費が大幅にかかります。タイミングを見計らって車両の入れ替えをするなど適切なタイミングでの乗り換えをおすすめします。
まだまだハイブリッドトラックやCNGトラックが中古車市場に出てくることは少ないかもしれません。しかし、今回紹介した制度を活用するには車両本来の機能面だけではなく、補助金の対象かどうかにも注目してもいいかもしれません。できるだけ経費を抑えて車両入替や購入ができるように事前準備を怠らないようにしていきたいですね。