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13トントラックのサイズ・必要な免許って?主な用途も解説

13トントラックを含む大型トラックは、物流や運送、建設業をはじめ、多くの業界で活躍しています。

この記事では、13トントラックの主な種類、用途をはじめ、サイズ、運転に必要な免許などについて詳しく解説します。

またあわせて大型トラックの人気車種を紹介しますので、13トントラックの導入を検討している方や、車両を探している方は、ぜひ最後までご覧ください。

13トントラックとは?

最大積載量が約13トンのトラックを指します。法律で定められた車両総重量は25トンまでのため、15トントラックもその範囲内に収まるよう設計されています。

車両総重量とは、トラックの車両重量に乗車が許される定員の重量(1人あたり55kg)と最大積載量を加えた走行状態での全重量を指します。具体的には、「車両総重量=車両重量+乗車定員×55kg+最大積載量」で計算されます。

種類・主な用途

最大積載量が約13トンの大型トラックを指します。車両総重量は法律で25トンまでと定められているため、13トントラックの車両総重量もその範囲内になります。

車両総重量とは、車両重量に乗車定員の重量(1人あたり55kg)と最大積載量を加えたもので、トラックが荷物を積んだ状態での総重量を示し、「車両総重量=車両重量+乗車定員×55kg+最大積載量」で求められます。

種類・主な用途

13トントラックの主な種類(荷台の形状)としては以下が挙げられます。

・ダンプ
・バン
・ウイング
・平ボディ
・タンク

ダンプは、荷台を傾けて積荷を下ろすタイプのトラックです。主に土砂、砕石、廃棄物などの輸送に利用され、建設現場や採石場などで重宝されます。

バンタイプは、箱型の荷台で荷物を風雨から守れます。アルミバンや冷凍バンなどの種類があり、食品や医薬品など、天候や温度管理が必要な商品の輸送に適しています。

ウイングタイプは、荷台の側面が鳥の翼(ウイング)のように跳ね上がる構造のトラックで、荷物を雨や風から守れるだけでなく、積み下ろし作業も効率化されます。物流業界で幅広く利用されており、大量の荷物の迅速な積み下ろしが求められるシーンで活躍します。

平ボディは、フラットな荷台のトラックで、あらゆる形状の荷物を積みやすい特徴があります。建材や大型機械、農産物などの輸送に適しており、積み下ろしの自由度が高いため、多目的に使用されています。

タンクは、液体や気体の輸送に特化したトラックで、石油や化学薬品、水などを安全に運搬するために設計されています。漏れや汚染を防ぎながら大量の液体を効率的に運ぶことができます。

13トントラックのサイズ・必要な免許は?

基本的なサイズや必要な免許については以下の通りです。

サイズ

全長や幅、高さに関しては、各車両によって異なりますが、以下が大型トラックの規格になります。

【大型トラックのサイズ】
全長:12,000mm以内
全幅:2,500mm以内
全高:3,800mm以内

必要な免許

13トントラックの運転には大型免許が必要です。取得には、普通免許、準中型免許、中型免許、大型特殊免許のいずれかを持ち、運転経歴が通算で3年以上必要です。なお免許停止の期間を除いて3年経過していることが条件であり、取得可能な年齢は21歳以上となります。

視力基準としては、両眼で0.8以上、片眼で0.5以上が求められます。また、深視力検査もあり、視力以外にも聴力と色彩識別能力もあります。聴力は10メートルの距離で90デシベルの警音器の音が聞こえることが条件であり、色彩識別テストも行われます。

取得方法としては、自動車教習所に通う方法と一発試験を受ける方法があり、教習所に通う場合、学科教習と技能教習を受け、卒業検定合格後に運転免許試験場で適性検査を受けます。一発試験では、試験場で適性検査、学科試験、技能試験に合格することで取得できます。

大型トラックの人気車種

大型トラックの人気車種とその特徴を紹介します。

日野・プロフィア

ドライバー目線で追及・開発されたトラックで、積載性能の高さに加えて使いやすさや快適性も高く評価されています。現行モデルは、500リットルの燃料タンクと4軸車の最大積載量が13.9トンとなっており、容積拡大仕様では荷室の高さが2,730mmに達します。

搭載されているA09Cエンジンは軽量で低回転・高トルクなため、燃料消費量の削減と収益向上に貢献します。スイッチ類が目の届く範囲に配置され、サイドブレーキもインパネ部分にあり、操作性が優れています。さらに、安全性能も充実しており、衝突回避支援やドライバー異常時対応システムが装備されているのも特徴です。

三菱ふそう・スーパーグレート

日本の輸送業界で長く愛されている大型トラックの代表的なモデルです。軽量化・低燃費を実現する「6R20(総排気量10.7L)」と「6S10(総排気量7.7L)」の2種類のエンジンを採用しているのが特徴です。

先進AMT「ShiftPilot」を全車に搭載し、前進12段・後進2段の自動変速制御を提供することで、運転のしやすさを向上させています。

また、「アクティブ・ドライブ・アシスト2」などの安全支援システムが搭載されており、ドライバーの運転疲労軽減や安定走行をサポートしています。幅広いドライバーに適した、安全性と快適性を兼ね備えた車両です。

いすゞ・ギガ

ディーゼルエンジンの技術力に定評のある、いすゞ自動車が製造するギガも人気の車種です。

安全運行や事故リスクの低減だけでなく、運転のしやすさにも配慮して設計・製造された大型トラックです。

最新モデルでは、2025年度燃費基準に対応するためにエンジンがアップデートされており、9,839ccの6UZ1エンジンは、ターボやシリンダーヘッド、インジェクターの最適化により高いターボ効果を発揮します。

また、「スムーサーGx」のECONモードを活用することで、省燃費運転をサポートし、Smartグライド機能によりさらに燃費効率を向上させています。

UDトラックス・クオン

2004年にビッグサムの後継車として登場し、最新モデルではさらに進化を遂げた大型トラックです。運転性能に優れ、UDアクティブステアリングや電子制御式オートマチックトランスミッション「ESCOT-Ⅵ」を搭載し、運転のしやすさと快適な乗り心地を実現しています。

燃費性能も高く、GH11エンジンによる省燃費とパワフルさを実現し、「フォアトラック」と「燃費コーチ」による省燃費運転のサポートも特徴です。安全性能では、前方衝突警報装置やオートハイビーム、ドライバーモニターなどの先進的な技術を搭載し、ドライバーと周囲の安全を確保します。

軽量化と高い架装性を実現し、優れたメンテナンス性と耐久性により、ライフサイクルコストの低減にも貢献しています。

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13トントラックについて

今回は、13トントラックの種類や主な用途をはじめ、サイズ、必要な免許の詳細、人気の大型トラックの車種を紹介しました。様々な業界で活用されており、運転には大型自動車免許が必要です。

トラックランドでは、様々なトラックを取り揃えており、ネットワークを活用してお客様のニーズに合った車両の提供も可能です。

大型トラックの購入を検討されている方は、ぜひトラックランドにご相談ください。

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