月刊トラックランドONLINEとは

はたらくクルマコラム

15トントラックのサイズ・用途は?必要な免許や選び方など

物流や運送、建設業をはじめ、様々な業界で大型トラックは活用されています。

この記事では、大型トラックに分類される15トントラックの基本的なサイズや主な用途、運転に必要な免許の種類やその取得方法、そして中古車両を選ぶ際のポイントについて詳しく解説します。

15トントラックの導入を検討している方や、車両を探している方に役立つ情報を提供していますので、ぜひ最後までご覧ください。

15トントラックとは?

最大積載量が約15トンのトラックを指します。法律で定められた車両総重量は25トンまでのため、15トントラックもその範囲内に収まるよう設計されています。

車両総重量とは、トラックの車両重量に乗車が許される定員の重量(1人あたり55kg)と最大積載量を加えた走行状態での全重量を指します。具体的には、「車両総重量=車両重量+乗車定員×55kg+最大積載量」で計算されます。

種類・主な用途

15トントラックの種類や主な用途に関しては以下の通りです。

ダンプ
主な用途:土砂、砕石、産業廃棄物の輸送
特徴:荷台を傾けて積荷を下ろすことができる。建設現場や採石場、廃棄物の回収などで活躍する。

バン
主な用途: 一般貨物の輸送
特徴::箱型の荷台で、天候や盗難などから荷物を守れる。アルミバン、冷凍バンなどのバリエーションもある。

ウイング
主な用途: 一般貨物の輸送
特徴:荷台部分の側面が翼のように跳ね上がる構造で、バンタイプの特性に加えて積み下ろし作業が効率的に行える。

平ボディ
主な用途:重機、建設資材の輸送
特徴:床面が平らな荷台で、積み下ろしが容易。クレーンなどで直接積むこともできる。

タンク
主な用途:液体やガスの輸送
特徴:特殊なタンクを備えた荷台で、危険物や食品用液体などを運搬する。

15トントラックのサイズ・必要な免許

基本的なサイズや、必要な免許に関しては以下の通りです。

サイズ

サイズに関しては、車両によって異なりますが、大型トラックに分類されるため以下の範囲内になります。

【大型トラックのサイズ】
全長:12,000mm以内
全幅:2,500mm以内
全高:3,800mm以内

必要な免許

15トントラックの運転には、大型免許が必要です。大型免許を取得するには、まず普通免許や準中型免許、中型免許、大型特殊免許のいずれかを取得し、さらに運転経歴が通算で3年以上必要です。これは、免許停止の期間を除いて3年が経過していることが条件となり、取得可能な年齢は21歳以上です。

視力の基準としては、両眼で0.8以上、片眼で0.5以上が求められ、深視力検査もあります。また、聴力については10メートルの距離で90デシベルの警音器の音が聞こえることが条件とされており、色彩識別テストも行われます。

取得方法は、自動車教習所に通う方法と一発試験を受ける方法があります。教習所に通う場合は、学科教習と技能教習を受け、卒業検定合格後に運転免許試験場で適性検査を受けます。一発試験では、試験場で適性検査、学科試験、技能試験に合格することで取得が可能です。

中古大型トラックを選ぶ際のポイント

中古車両を選ぶ際には、以下のポイントを意識しましょう。

販売店選びのポイント

様々なメーカーの中古トラックを取り扱っている販売店を選ぶのがおすすめです。そのような販売店であれば、多様な選択肢があるため、希望やニーズに最適なトラックを見つけやすくなります。

異なるメーカーやモデルのトラックが一度に見られるため、比較検討がしやすく、最良の選択が可能です。また、自社でトラックの整備や車検を行っている業者を選ぶのもポイントです。自社整備工場を持っている販売店では、トラックのメンテナンスや厳密なチェックが行われ、質の高い車両を提供することができます。

トラックの状態をしっかりと確認し、必要な整備を施した上で販売している販売店を選べば、購入後のトラブルも避けられるでしょう。

さらに、自社整備工場を持つ販売店は、購入後のアフターサービスも充実していることが多く、定期点検や修理などのサポートも受けやすくなります。

現車確認時のポイント

中古トラックを購入する際には、現車確認を行うことが重要です。現車確認時には、以下のポイントに沿って車両の状態を詳しくチェックしましょう。まず、エンジンの状態を確認します。エンジンオイルの交換記録があるかをチェックし、エンジンが作動している際に異音がないか、マフラーから異音がしていないかを確認します。

エンジンの健康状態はトラックの性能に直結するため、細かく確認することが重要です。次に、外装や内装のチェックです。荷台や荷室のコンディションを確認し、荷台を上げたときに下がってこないか(油圧が抜けていないか)などを確認します。また、アオリの動作がスムーズかどうかや、エアコンが正常に作動しているかも確認する必要があります。

さらに、付属品・オプション・架装品の確認も重要です。オーディオ、ナビ、ETCなどが正常に動作しているかを確認します。それらの機能は、運転の利便性や快適性に大きく影響するため、事前にしっかりとチェックすることが大切です。

15トントラックをお探しなら

15トントラックをお探しの際には、ぜひトラックランドをご利用ください。トラックランドは、大型トラック、中型・小型トラック、トレーラーなど幅広い車両を取り扱う販売店です。常に豊富な在庫を揃えており、お客様のニーズに合った車両を迅速に提供できる体制を整えています。

万が一、お探しの車両が在庫にない場合でも、トラックランドでは全国のネットワークを駆使して、最適な車両を見つけるお手伝いをしております。車両の販売に伴う諸手続きも一括して対応し、「トラックランドグループ」の強みを活かして、架装から板金、車検整備、さらには陸送までワンストップでサービスを提供しています。

中古車両においては仕入れの段階から厳格なチェックを実施しており、車両センターに入庫する際には整備士が厳密な検査を行います。さらに、販売前には丁寧に洗車と清掃を行い、必要に応じて架装や整備・板金を施してから納車しておりますので、高品質な車両を安心してお使いいただけます。

また、トラックランドではトラックのサブスクリプションサービス「サブスクdeスグのり」も提供しています。必要なトラックを必要な期間だけ利用できるため、初期投資を抑え、コストを可視化できるメリットがあります。

トラックランドのサービスにご興味がございましたらぜひ詳細をご覧ください。

トラックランドの詳細はこちら

15トントラックについて

今回は、大型トラックに分類される15トントラックの主な種類や用途、サイズ、必要な免許やその取得方法、中古車両を選ぶ際のポイントなどを解説しました。

幅広い業界で活躍しており、運転するためには大型免許が必要です。取得には普通免許などの保有と3年以上の運転経験が求められます。

15トントラックを選ぶ際には、信頼できる販売店を選ぶことが重要です。トラックランドでは、幅広い車両を取り扱い、厳格なチェックと徹底した整備を行った高品質な中古トラックを提供しています。

全国のネットワークを活用してお客様のニーズに最適な車両を見つけるお手伝いもしており、アフターサービスも充実しています。

トラックのサブスクリプションサービスも提供しておりますので、大型トラックをお探しの際にはぜひトラックランドをご利用ください。

25トントラックの魅力や用途を解説!大型トラックを選ぶ際のポイントも前のページ

13トントラックのサイズ・必要な免許って?主な用途も解説次のページ

カテゴリー

月刊トラックランド本誌の定期購読ご希望の方はこちら
月刊トラックランド本誌バックナンバー
働くクルマの総合サイトトラックランド
PAGE TOP