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【中古】トラクターヘッドおすすめ車両5選!日野・スカニアなど

トレーラーは高い輸送力を持ち、多くの荷物を搬送できます。

しかし、トレーラー自体はエンジンを持たないため、トラクターヘッドを使ってトレーラーを牽引しなければなりません。

トラクターヘッドは新車で購入するとコストがかかるため、中古トラクターヘッドのニーズは一定数存在しています。

この記事では、トラックランドがおすすめするトラクターヘッドをご紹介しつつ、中古トラクターヘッドを選ぶ際のポイントについても解説します。

【中古トラック】トラクターヘッドおすすめ5選

中古市場では、様々なメーカーのトラクターヘッドが販売されています。

まずは、トラックランドのラインナップの中から、特におすすめできるトラクターヘッドをいくつかご紹介します。

三菱ふそう・スーパーグレート

<車両情報>

URL https://truckland.jp/store/detail/7976/
年式 平成29年11月
最大積載量 11,500kg
車両総重量 19,090kg
ミッション SAT
走行距離 390,000km

<おすすめポイント>
●第5輪荷重11.5t
●440馬力
●ハイルーフ
●アルミホイール
●ETC2.0
●バックアイカメラ

日野・プロフィア

<車両情報>

URL https://truckland.jp/store/detail/7487/
年式 平成18年3月
最大積載量 9,500kg
車両総重量 16,560kg
ミッション 7速MT
走行距離 950,000km

<おすすめポイント>
●第5輪荷重9.5t
●450馬力
●総輪エアサス
●PTO
●油圧ポンプ
●ダンプレバー付
●ベッド、ETC

UDトラックス・クオン

<車両情報>

URL https://truckland.jp/store/detail/7727/
年式 平成28年7月
最大積載量 11,500kg
車両総重量 18,660kg
ミッション 6速HL
走行距離 326,000km

<おすすめポイント>
●第5輪荷重11.5t
●ハイルーフ
●後輪エアサス
●リターダ
●ベッド

スカニア・R470

<車両情報>

URL https://truckland.jp/store/detail/7666/
年式 平成19年7月
最大積載量 11,400kg
車両総重量 18,440kg
ミッション AT
走行距離 355,000km

<おすすめポイント>
●第5輪荷重11.4t
●470馬力
●後輪エアサス
●ハイルーフ
●アルミホイール
●ベッド

いすゞ・ギガ

<車両情報>

URL https://truckland.jp/store/detail/7626/
年式 平成29年8月
最大積載量 11,500kg
車両総重量 18,820kg
ミッション スムーサー
走行距離 504,000km

<おすすめポイント>
●第5輪荷重11.5t
●460馬力
●後輪エアサス
●ハイルーフ
●アルミホイール
●ベッド、バックアイカメラ

中古トラクターヘッドを選ぶ際のポイント

これからトラクターヘッドを探す場合、機能性やコンディションだけでなく、将来の物流ニーズにも目を向ける必要があります。

以下、中古トラクターヘッドを選ぶ際のポイント・注意点について解説します。

セミトレーラー・フルトレーラーのどちらを選ぶのか決める

トラクターヘッドは、その形状と牽引方法によって、以下の2種類に分類されます。

セミトレーラー ●後輪だけが付いていて、前部にある補助足で前部位を支えなければ自立できない「セミトレーラー」の牽引用トラクターヘッド
●車両後部に荷台がなく、セミトレーラーと連結するための装置のみが搭載されており、トレーラー前部を連結させて牽引する
●日本の物流業界において用いられているトレーラーはセミトレーラーが多いことから、運用にあたっては一般的なタイプといえる
フルトレーラー ●前輪・後輪が付いていて、自走はできないが自立しているトレーラーを牽引できるトラクターヘッド
●貨物列車の自動車版と考えるとイメージしやすい
●2019年にダブル連結トラックの全長に対する規制緩和が行われ、フルトレーラーは最大全長25mまでの連結が可能となり、将来的にフルトレーラーへの移行が進む可能性もある

当面はこれまで通りの運用を考えるのであれば、セミトレーラーを購入することになるでしょう。

しかし、運行効率を考えた際、やがてはフルトレーラーが主流になる未来も十分考えられます。

この点に関しては、自社がどのような積荷を・どこへ運ぶのかによって、選択肢が変わってきます。

トラクターを選ぶ際は、現状だけでなく将来のことも考えた上で、必要性の高いタイプを選びましょう。

第5輪荷重を確認する(セミトレーラー)

セミトレーラーは、車両の後ろを使ってトレーラー前部を背負うようなイメージで連結・牽引します。

トレーラーは、トラクター側に装備されたV字に切れ込みの入った円盤のような装置「カプラー」と、そこに差し込む棒のような部品「キングピン」で連結します。

このカプラー・キングピンを通称「第5輪」と呼び、トラクターヘッドの牽引能力を示す指標として「第5輪荷重」が用いられます。

一般的なトラックであれば、荷台に積載可能な最大積載量は車検証に表記されていますが、トラクターヘッドの場合は車検証の最大積載量の欄に「最大積載量□□g(○○g)」といった形で記載されます。

上記における□□gは「トラクターヘッドの牽引できる最大重量」を示し、○○gは「最大重量を積んだトレーラーを牽引する際に第5輪にかかる重量」を示しています。

トラクターヘッドは、牽引能力が運用上の重要なポイントとなるため、購入前に第5輪重量を必ず確認しましょう。

1軸・2軸の違いを確認する(セミトレーラー)

セミトレーラーは、一見するとどれも同じように見えますが、駆動輪につき1軸・2軸の2タイプが存在します。

駆動輪数によって、以下の通りトラクターの牽引能力が異なるため、用途に応じて確認が必要です。

1軸 ●高速トラクターと呼ばれることもあり、高い走行性能を持つ
●海上コンテナ・ウィング車・キャリアカーなど、長距離移動の牽引に用いられることが多い
●第5輪荷重が9~10t前後のものが多く、一般的なセミトレーラーには1軸が多い
2軸 ●通称「ツーデフ」と呼ばれ、重量物を積載したトレーラーの牽引に用いられる
●重量物の例としては、ショベルカーなどの建設用重機、砂利・産業廃棄物・コンクリート製品といったものが該当する
●第5輪荷重が18tほどのものが多く、長距離移動には用いられる機会が少ないとされる

カスタマイズの状況を確認する

中古トラクターヘッドの中には、カスタマイズされている車両もあるため、それぞれのカスタムにおける性能も考慮しましょう。

代表的なカスタマイズの例としては、次のようなものがあげられます。

エアロパーツ ●空気抵抗の軽減にともなう燃費向上が期待できる
●ドレスアップ目的で施されている車両もある
リアフェンダー ●泥・水はねを防止する効果が期待できる
●購入時は摩耗状態をチェック
サイドバンパー ●歩行者や自転車・バイク等の巻き込み防止が期待できる
●安全性を重視するのであれば、装着済の車を選ぶという方法もある
エアサス ●積荷への衝撃を軽減する効果が期待できる
●車高を調整し、積み下ろしの負担を軽減するのにも役立つ

「トラック」としての性能もチェック

こちらは通常のトラックと同じ部分になりますが、中古車に関しては過去の歴史が1台1台異なるため、その歴史を紐解く作業が必要になります。

具体的には、事故歴やメンテナンス歴などを確認し、そのトラクターの状態が良いかどうかチェックします。

同時に、走行距離やエンジンの状態にも気を配り、自社でどのくらいの時期まで運用するのか勘案した上で車両を選ぶことが大切です。

走行距離が長いからといって、一概に車両のコンディションが悪いとは限りませんが、少なくともエンジン・トランスミッションに不具合を抱えていないことは確認しなければなりません。

また、本体価格が安くて状態が良いトラクターヘッドであっても、乗り続けるうちにメンテナンス・修理は必要になってきます。

あまりに古い車両の場合、修理が必要になった際、部品がスムーズに手に入らない可能性があります。

すぐに運用する予定がある場合は、タイヤの残り溝や、経年劣化によるひび割れも確認しましょう。

トラックランドについて

トラクターヘッドは、中古とはいえ決して安い買い物ではなく、トラクターヘッドならではのチェックポイントも多数存在しています。

しかし、販売から納車まで幅広いサポートが可能なトラックランドをご利用いただくことで、購入時のチェックにかかる負担を大幅に軽減することが可能です。

トラックランドで車を仕入れる際は、熟達した仕入れ担当が、架装や下回り、走行距離など様々なポイントを入念にチェックして仕入れます。

仕入後は、プロの整備士が厳しいチェックを行い、お客様に販売できる車両かどうかを入念に確認します。

その結果、必要があると判断された場合は、速やかに架修・架装を実施します。

出庫前の段階では、清掃・ボディの洗浄を終えた後、看板の名前消しや出庫前チェックを実施し、陸送ドライバーへ引継ぎを行います。

1台の中古トラックにつき、ここまできめ細やかな対応を実施していることが、トラックランドの強みです。

中古トラクターヘッドは、「トラックを探す」から、豊富な車両を簡単に検索できます。

どの車両を選ぶべきか決めかねている方は、お気軽にトラックランドまでお電話・メール等でお問い合わせください。

中古トラックをお探しなら

中古でトラクターヘッドを購入する際は、トラクターとしての性能面はもちろん、どのような用途に使用するのかも選別のポイントになります。

セミトレーラーとフルトレーラーでは、それぞれ主な用途が異なるだけでなく、積荷のニーズも異なるでしょう。

積荷という観点からは、第5輪荷重や1軸・2軸の違いにも注意する必要があります。

その他、トラックとしての性能や、カスタマイズの有無についても確認することが大切です。

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