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まなびのコラム

中古トラックの価格が高騰!状況や原因を解説


昨今の中古車市場は、半導体不足や円安の影響を受けて車両価格が高騰、メーカーによっては納車遅れ、人気のある車両モデルになると受注停止しているものもあります。
そしてこの影響は普通車だけではなく、トラックなどの事業用車両でも同じことが起きています。

今回は中古トラックの価格の状況・原因について解説していきます。
そしてご要望の中古車両がなかなか見つからない状況でも、高年式・低走行の車両を使用して業務を行える方法「トラックの定額リース」をご紹介します。

これから中古トラックの購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

中古トラックの価格状況

中古トラックの価格は、この1年で平均15%、車両によっては20%ほど値上がりしています。金額にすると約50万~80万円の値上がりです。

このように中古トラックの価格が高騰した原因として、半導体不足はもちろんのこと、日野自動車の不正発覚によるトラック販売の供給量減少が大きく影響しています。

中古トラックの価格高騰の原因

中古トラックの価格高騰の原因である部品・半導体不足と日野ショックについて解説していきます。

①部品・半導体不足

コロナ禍による人手不足によって、車両部品や半導体の製造工場が停止、もしくは製造計画が大幅に遅れることで、部品や半導体を十分に製造できない状況になっています。

部品製造工場が十分に稼働できないと、部品や半導体の価格が上がります。
さらに日本は半導体の大半を輸入に頼っています。
また、円安によって仕入れ価格はさらに高騰してしまいます。

②日野ショック

さらにこの価格高騰に拍車をかけたのが「日野自動車の不正発覚による一部車両の販売停止」です。

日野自動車は約20年にわたってエンジンの試験データを改ざんしていたと見られており、国土交通省が対象のエンジンに関する型式指定を取り消す行政処分を出しました。
これにより、該当するエンジンを使った車両が実質的に販売停止になってしまい、車両不足に拍車がかかり、さらに価格が高騰してしまうという状況になっています。

【トラック購入を迷われている方へ】トラックランドの
「リースdeスグのり」がおすすめ

車両価格が高騰していてなかなか程度の良い車両が見つかりにくい状況ですが、今すぐにでもトラックが必要な方はいらっしゃるでしょう。

そんな方には「トラックの定額リース」というサービスがおすすめです。
今回はトラックランドの「リースdeスグのり」というトラックリースサービスをご紹介します。

「トラックの定額リースサービス」って?

トラックの定額リースとは、トラックを購入するのではなく、月々のリース料を支払ってトラックを使用するサービスのことをいいます。

トラック定額リースのメリットは以下の通りです。
・短期間で車両を用意できる
・必要な時だけ使用することができる
・月々の車両維持費を平均化することができる
・比較的新しい車両を使い続けることができる

数あるトラックリースサービスの中でも、今回はトラックランドの「リースdeスグのり」についてご紹介します。

「リースdeスグのり」の
メリットは?

「リースdeスグのり」は必要な車両を最短1年間から利用できる新しいカタチの自動車リースです。
リースdeスグのりのご案内はこちら

そしてこの「リースdeスグのり」には4つのメリットがあります。

①営業ナンバーでの利用OK!

白ナンバー・営業ナンバー共に利用可能なので、有償輸送にも対応したサービスです。
使用者名義を利用者に変更できるので、業務での使用を考えている方でも問題なくサービスを利用することができます。

②レンタルのような手軽さで新車をリース!

レンタルのような手軽さでスピーディーに導入可能です。
豊富な車両在庫から最短2週間で新車を使用することができます。
さらに契約更新の都度、新車に乗り換えて利用し続けることができます。

③車検・定期点検付のフルメンテナンス型
サービスだから安心!

車検やオイル・フィルター交換などの各種メンテナンス費用がリース料金の中に含まれています。
突発的に発生する費用がないので、安心して日々の業務を行うことができます。

④定額リース料でコストを可視化!

毎月定額リース料の支払いのみで、余計な車両維持コストがかかりません。
年間コストの見通しが立てやすく、中長期の事業計画が可能になります。

50秒でサービス内容が分かるスペシャルムービー公開中!

高年式・低走行の
リースアップ車両もおすすめ

「程度の良い中古車を購入したい」という方には、リースアップ車両の購入をおすすめします。

リースアップ車両とは、リース契約が満了、返却された車両が中古車として販売されているものをいいます。
このリースアップ車両には、高年式・低走行、整備・点検を実施済みの為、状態の良い車両である確率が高いです。

ただし、リースアップ車両は人気が高く競争率は高いです。
もし出会えればとても幸運だといえるでしょう。

中古トラックの価格高騰の
現状を確認

現在、中古トラックの価格は高騰を続けています。

価格高騰の主な原因として以下のことが要因として挙げられます。
・部品、半導体不足
・日野自動車の不正発覚による車両販売停止

日野自動車の販売開始がいつ頃になるかは不明で、新型コロナウイルスの感染が落ち着いても、しばらく期間が経ってから部品供給が元通りになっていくでしょう。

つまり、しばらくはこの中古トラックの価格高騰は続くだろう、といえます。
価格が落ち着くまではリース車両を使用し、車両価格が落ち着いてからリースアップ車両などの購入を検討する。
こういった選択肢もあります。

中古とはいえ、トラックは決して安い買い物ではありません。
購入時はもちろん、購入後の資金計画もしっかりと考えた上で、最適な選択肢を選ぶようにしましょう。

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