美味しい剥き方

“有田むき”ヘタを下にして、上になった中央の柔らかいところに親指を入れて半分に割る。更に半分に割って４等分に。この時もヘタの部分は繋げたままで。
ヘタ側から房を外すと、皮から綺麗に取れるよ。一説には、農家さんがグローブをしたまま味見できるようにこの剥き方になったと言われているよ。

刺激で酸味が抜ける？

糖度が高いみかんは酸味も強い。箱詰めや輸送などの刺激によって酸味はどんどん抜けていくって知ってた？
美味しくなるからと食べる前にみかんモミモミ。
子供の頃みんなやってたよね！揉むことで刺激が加わり酸味が抜けて甘さが際立つようになる。だから美味しく感じていたのかも。でも、みかん本来の甘さと酸味のバランスを楽しむなら優しく扱ってね。

みかんの美味しい保管方法

箱で買ったらすぐに出してね！段ボールは保温効果が高く、風も通りにくい。なので段ボールから出して風通しの良いところで保管してね。こたつの上のカゴに入ったみかんってよくあるけど、あれが長持ちの秘訣なの。
外側の果皮が乾いてしまったみかんも見たことあるよね。この状態でも中のみかんは瑞々しくて美味しいまま。その秘密はシワシワに乾燥した果皮。これが壁になって中の水分が出にくくなるんだって。旬の後半のみかんは、収穫後１ヶ月ほど土壁の中で寝かせるという品種もあるんだよ。安定した温度で風通しの良いところで貯蔵するんだ。あと、ヘタを下にした方が水分が抜けにくいとも言われているよ。

みかんの顔？

みかんの顔ってどこかわかる？本当はお尻の方。ヘタじゃないほうなんです。みかん農家さんは長年の経験から、この顔を見れば美味しいというのがわかるんだそう！
ただ、なぜ顔かというと、ネットや袋に入っているみかんは、みんなヘタじゃないほうが外に向いている。綺麗に詰めようとするとそういう形になるんだそう。だから外側に見える面を顔って言ってるんだって！これから袋詰めみかんを見つけたら、その顔にも注目してね。