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まなびのコラム

中古・大型ダンプ購入のメリット・デメリット!人気車種もご紹介

主に土砂や産業廃棄物などを運搬するために用いられるダンプ。
ダンプトラックには土砂ダンプと土砂禁ダンプがあり、土砂ダンプは木工・建設現場で使われ、土砂などを運搬します。土砂禁ダンプは使用済みペットボトルや廃棄物の運搬に使われます。
大型ダンプの新車価格は1,000万円を超える高額車両となります。
大型ダンプの購入を考えている方は、新車よりも割安に購入できる、中古の大型ダンプを検討してみてはいかがでしょうか?

この記事では、大型ダンプを中古で購入するメリットやデメリット、大型ダンプの人気車種の特徴を紹介します。

中古の大型ダンプはローン・リースも可能

トラックランドでは、中古の大型ダンプを負担の少ないローンやリースで購入できます。

・ローンdeスグのり
・リースdeスグのり

トラックランドの「ローンdeスグのり」では、審査結果が即日、審査に時間をかけることなく申し込みできます。
1,050万円の大型ダンプでも、84回払いなら月々178,000円からと最小限の負担で購入できますので、毎月の支払いの負担を最小限に抑えることが可能です。
ローンdeスグのりでは、オプション・装備類もローンに組み込めますので、購入時にローンに組み込んでおけば負担も少なく済みます。
また、所有にこだわらない場合は、フルメンテナンス型のリース「リースdeスグのり」も便利にご利用頂けます。
ローンdeスグのりでは、返済シミュレーションもお試し頂けますので、まずは希望の車両の月々の支払い金額がどの程度になるかをお試し下さい。

▶大型ダンプのローンについて詳しくはこちらから

大型ダンプを中古購入するメリット・デメリット

ここでは、大型ダンプを中古で購入するメリットと、知っておくべきデメリットを解説します。

メリット

大型ダンプを中古で購入する最大のメリットが、納期を待たずに即納ができる点です。
大型ダンプは新車の生産台数が少なく、新車を契約しても納期までに数か月かかってしまいます。
さらに、コロナ禍の部品不足の影響もあり、メーカーが減産を余儀なくされていることから、新車の納車がさらに遅れている状況です。
中古で希望に合う大型ダンプを探せば、最小限の納期で納車することができます。
また、大型ダンプの新車価格は1,000万円オーバーですが、中古相場なら新車価格の半分程度で購入できる可能性がある点も大きなメリットです

デメリット

様々な業務に利用される大型ダンプは、中古トラック市場でも特に人気が高いです。
小型・中型のダンプのように、豊富に在庫があるわけではないという点はデメリットと言って良いでしょう。
中古市場で希望の大型ダンプを見つけた際には、商談を進めるのがおすすめです。
また、中古のダンプは、車両によって状態が悪い場合がある点もデメリットです。
中古で大型ダンプを購入する場合は、しっかりとしたメンテナンスを受けられる中古トラック専門店で購入するようにしましょう。

中古・大型ダンプの人気車種

ここでは、中古市場でも人気の、国内トラックメーカー4社の代表車種を紹介します。

ギガ

日本の自動車産業を牽引してきた、いすゞ自動車が販売する大型ダンプが「ギガ」です。
ギガの現行モデルでは、歩行者検知機能付プリクラッシュブレーキをはじめ、安全装置の搭載が推進されており、乗務中の事故のリスクを最小限に抑えられます。
さらに、いすゞ自動車の強みでもあるエンジン性能の高さで、長期間最前線で活躍してくれる車種となっています。

プロフィア

プロフィアの現行モデルでは、用途に合わせて、次の3種類のタイプのエンジンを選択することができます。

・世界初のインタークーラー2基搭載エンジン
・高出力・パワー重視のエンジン
・軽量・軽快なフットワーク重視のエンジン

業務内容に合わせて最適なエンジンを選択できますので、様々な現場で活躍してくれる頼れる車種です。

スーパーグレート

三菱自動車工業から独立しダイムラー・トラックの連結子会社となった、三菱ふそうの大型ダンプが「スーパーグレート」です。
スーバーグレートの現行モデルでは、前進12段・後退2段のギアを持つ独自のミッションシステムが搭載されています。
多段階のミッションシステムで燃費性能が向上しており、長距離を走ることが多い大型ダンプのランニングコストを抑えることが可能です。

クオン

日産ディーゼルから社名変更した、UDトラックス「クオン」です。
UDトラックスはボルボの子会社であることから、2010年以降のモデルにはボルボベースのエンジンが搭載され、高いエンジン性能が特徴となっています。
また、現行モデルには、国産大型トラックでは初となる全輪ディスクブレーキが全車標準装備され、高い制動力で乗務中の安全を守ってくれます。

ダンプの種類

ここでは、様々なダンプの種類を紹介します。

リアダンプ(標準ダンプ)

リアダンプは、荷台を後ろに傾けて積み荷を降ろす、最も標準的なダンプの形状です。
土砂や砂利、産業廃棄物の運搬に適しており、主に工事現場や建設現場で利用されています。
「ダンプカー」と言って、特に指定の無い場合はリアダンプのことを指します。

土砂禁ダンプ

土砂禁ダンプは、その名の通り土砂等を積載できないダンプとなっています。
土砂禁ダンプは、標準的なダンプよりも荷台が深く、より多くの荷物を積むことが可能です。
清掃業者などがペットボトル等のかさばる荷物を運ぶ際に活躍します。

深ダンプ

土砂禁ダンプのことを、深ダンプと呼ぶこともあります。

Fゲート(Lゲートダンプ)

土砂や石を運搬することに特化したダンプを、Fゲート、もしくはLゲートダンプと呼びます。
Fゲート(Lゲートダンプ)は、通常のダンプよりもアオリが浅く、荷台下側のヒンジが開閉するのが特徴です。
ダンプアップした際に、荷台からゲートがフラットな状態になるため、重たい土砂や岩石を効率良く降ろすことができます。

サイドダンプ

サイドダンプは、左右に荷台を傾けて荷物を降ろすことができるダンプです。
車両の左右に荷物を降ろせますので、一方通行の道でも両側に荷降ろしをすることができます。
また、リアダンプよりもダンプアップ時の荷台の高さを抑えられますので、高さに制限のある場所でも活躍してくれます。

三転ダンプ

三転ダンプは、後方と左右の3方向に荷降ろしをすることができる、マルチなダンプです。
リアダンプとサイドダンプの特徴を併せ持つダンプとなっており、非常に幅広い現場で活躍してくれます。

重ダンプ

重ダンプは積載量が11トンを超える超大型のダンプを指し、積載量が300トンを超える車両も存在します。
重ダンプは公道を運行することはなく、採石場やダム現場など、大規模な工事現場で大量の土砂や岩石を運搬する用途に利用されます。

ローダーダンプ

ローダーダンプは、土砂の運搬とセーフティローダーの2つの機能を持っています。
荷台をスライドさせて建機を運び、その建機で土砂をダンプに積むことができますので、非常に作業効率の高いダンプです。

中古・大型ダンプをお探しの方へ

大型ダンプは中古で購入することで、新車価格よりも割安で購入できるだけではなく、即納できる点も大きなメリットです。
小型・中型ダンプに比べると高額な大型ダンプも、トラックランドではローン・リースのサービスを利用すれば、月々最小限の負担で購入することができます。
ただし、中古の大型ダンプは需要が多く、在庫がすぐに売却になってしまう点には注意が必要です。
トラックランドでは、中古大型ダンプの在庫状況を検索できますので、希望の車種の入荷をチェックしてみて下さい。

▶トラックランドの中古ダンプ特集はこちら
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