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グッドカーライフ株式会社 代表取締役安次富貴野氏

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グッドカーライフ株式会社
代表取締役 安次富 貴野 氏

本   社 / 沖縄県豊見城市豊崎1-1184-301
設   立 / 平成28年
事業 内容 / レンタカー業
保有車両数 / 商用車・乗用車50両

沖縄で新しいスタイルを確立する試み

どこよりも便利で、
非日常の喜びを演出できる
レンタカー会社を目指して

 

レンタカー

空港やホテルから電話をすれば最短10分で車が到着、すぐに出発可能――そんな、スピーディーかつ快適なシステムでリピーターを増やしている沖縄のグッドカーライフ株式会社。日本有数のリゾート地でレンタカー事業に参入してまだ1年ほどだが、ウチナンチュ (沖縄の人) である代表取締役の安次富氏は、土地に対する熟知と長年の経験からこの方法を導入 ・ 確立し、着実に顧客の信頼を得ている。
団体客を主な対象としたパッケージツアーの一環としてレンタカーサービスを組み込む事業展開が行われてきた業界で、増加する旅行客は汎用車よりも高品質車を求める傾向がある。 そのニーズに応えるため、きめ細かいケアとこれまでに培ったノウハウを駆使している安次富氏。 2016年の会社設立後、約半年間は厳しかったというが、徐々に軌道に乗り始め、予約状況もすこぶる好調だという欧米系の高級ホテルが相次いでオープンし、ここ数年で変化を見せている沖縄のレンタカー事情、そして今後の構想についてお話を伺った。

―多様化してきた沖縄旅行客のニーズ

最大手も含め、地元沖縄のレンタカー会社3社を経て、グッドカーライフ株式会社を設立した。

1社目の会社でレンタカーのノウハウを10年間学び、2社目では県外も含めたレンタカーの仕組みについて勉強したほか、大手予約サイト「レンナビ」の立ち上げにもかかわった。グッドカーライフのビジネスモデルとなったのは、外車やユニークな車を取り扱っていた3社目の会社。そこでお客様の反応がいいのを目の当たりにし、独立してチャレンジしてみようという気持ちが高まった。20年以上の業界経験を経て今がある。
レンタカーサービスは、マイクロバスで顧客を迎えに行き、中継地までお連れして、そこで車をお渡しするという方法が主流だが、早く個人で出発したいというお客様も多かった。グッドカーライフではその声にこたえる為に送迎をなくし、1分1秒でも早く車を使ってもらうためのシステムを導入した。リムジンで送迎を行っている業者もあるが、それはちょっと気恥ずかしいというお客様もいらっしゃる。そのような方にも選んでいただけるサービスだと思う。また、旅行気分を存分に味わってほしいので、沖縄のイメージに合ったカラフルな車を取り揃えている。普段は落ち着いた色の車に乗っていても、リゾート地では華やかな車で旅を満喫したいという方も多い。家族連れやカップルなど、幅広い層にご利用頂いているが、やはりオープンカーはどの世代にも人気がある。
集客に関して、力を入れているのはWEBサイト。現在9割がホームページからのお客様だが、他社ではほとんど行っていない半年先まで予約を受け付けるなど差異をつけ工夫を凝らしている。1年未満でここまでお客様を集められたのは、トレンド感を盛り込んだWEBでアプローチをする、という方針をぶれずに貫いたからだと思っている。
セールスに出て行かなくても訴求でき、オペレーションや事務作業に集中することが出来る。

「リースdeスグのり」を導入した経緯は?

西口会長とは、私が2社目に勤めていたころからお付き合いをさせていただいている。トラックランドの車を当時、何台か使わせていただいていたことからご縁ができ、6年近くお世話になっていて情報交換をしていた。レンタカーは、当然だが品揃えがないと商売が出来ない。最初は7台から始めて徐々に台数を増やしていったのだが、今年の初夏、会長が沖縄に来られたときに「トヨタのハイエースを使ってみないか」と提案していただき、ちょうどそのとき、ハイエースのグランドキャビンを仕入れたいと思っていたので、ドンピシャでタイミングがあった。まさに渡りに船だった。早速写真に撮ってWEBにアップしたところ、瞬間的に予約が入った。夏場はファミリー需要、10月以降は社員旅行やゴルフ、1月2月はプロ野球キャンプと、沖縄では1年を通してニーズの高い車種なので大変助かった。続いてメルセデスのカブリオレ2台、ハイエーススーパーGL1台、アルファード5台と導入していったがすべて順調。1年更新型で新車をリースしてもらえること、そして間をおかずに納車してもらえるのが非常にありがたい。これからも利用したいと考えている。

―今後の展望について

レンタカー

これまで、沖縄のレンタカーには「空港で待たされる」「借りるまでの時間が長い」という問題点があった。一方で海外も含めた個人客の増加により、高品質車が求められるなど客層にも変化があらわれてきている。ニーズに対応するにはやはり駐車場の確保が大きなカギとなるので、常にアンテナを張っておかなければならない。また、いかに生き残っていくかは「迅速さ」「特別感」「コミュニケーション」が肝心な要素。少し前に、若いスタッフの提案でアプリの「LINE」を連絡ツールとして導入したが、新しいこともどんどん取り入れ、他にはマネの出来ないスタイルを打ち出したい。自分自身も車が好きで長年この商売を続けてきた。車を通じてお客様にもスタッフにも喜びを感じてもらえる、ハワイのリゾートのような店を目指していきたい。
物流業界の大きな課題、ドライバー不足。その中で、会社存続の為に大規模な事業縮小を英断した藤原運輸商事。
それでも、ドライバー不足に悩まされていないのは、経営者の思いを伝える場をきちんと確保し、会社の為だけではなく、従業員が居心地の良い環境のあり方を日々模索しているからだろう。

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